【肩こり予防】タオルだけ!肩への負担を減らすコツ
肩こり

こんにちは!HealthCare365の皆藤です!

今日は肩こりを予防する「セルフケア」ではなく、

肩こりができてしまうNGな姿勢とその解決方法について投稿しています!

肩こりの改善には、

「長時間同じ姿勢を取らない」

ことが一番重要ですが、

同じくらい、作業中にかかる肩への負担を減らすことも大事です!

負担を減らすために何時間も姿勢をまっすぐするのは絶対に続かないですよね。。

今回は無意識にカラダの負荷を少なくし、つらい肩こりを軽減させる方法をお伝えしていきます!

ではいきましょう!

座るときはおしりの下にタオルを挟む

まずはNG例から。

※図の印説明⬇︎(以下の画像も同様)

  • 黄色矢印=各部位にかかる力の方向
  • 緑三角=骨盤後方にある突起(骨盤の傾きの指標)
  • 青四角=骨盤前方にある突起(骨盤の傾きの指標)
  • 赤3本線=筋肉
  • =骨盤の傾き

骨盤が後ろに傾くと腰の筋肉(赤の3本線)が伸びてしまいます。

筋肉が伸びて負担が増えると、腰痛の原因となる場合もあります。

さらに関節の構造上、骨盤が後ろに傾くと背中も丸まり、左右の肩甲骨が離れる方向に動いていきます。

これがいわゆる「猫背」です!

骨盤の傾きが原因で起こる猫背もあれば、首や肩の異常から生じる猫背もあります。

もちろん猫背は肩への負担がかかりやすいので、肩こりを引き起こすひとつの要因になります。

ではタオルを使うとどうなるのか。

タオルをおしりの下に引くことで、骨盤がまっすぐ立ちます。

※骨盤がまっすぐ立つメリット

  • 腰の緊張が取れる
  • 猫背が改善される

骨盤の動きが、良くも悪くも肩に影響を与えることは間違いないです。

在宅・会社でもイスや床に座るときはぜひ試してみてください(^ ^)

パソコンする時は肘の高さを調節する

まずはNG例から。

テーブルから肘を落とすと腕の重みを支えるため、肩の筋肉が緊張してしまいます。

さらに腕を下に落とすとどうしても猫背になるため、そこでも肩に負担がかかります。

ではタオルを使うとどうなるのか。

肘をテーブルに置く(肘下のタオルは高さ調節とクッションのため)と腕の重さがかからなくなるため肩への負担は軽減します。

さらにパソコンの高さも調節してあげると、目線の高さが少し上がり首の負担も減らすことができるので、ぜひ試してみてください(^ ^)

寝るときは首の後ろにタオルを入れる

まずはNG例から。

※下図の説明

  • 赤3本線=筋肉
  • 緑線=背骨の状態

NG例(1)

おそらく上向きに寝る方のほとんどがマクラの位置がこうだと思います。

後頭部の部分がやや高い状態でカラダに対して頭(顔)がやや前に出ています。

この状態をストレートネック(緑線の中の赤い部分がやや直線)と言い、首・肩に負担がかかった状態です。

NG例(2)

まれにマクラを極端に高くする方がいますが、これは

「完全にNG」

です。笑

後頭部が高い状態で、さらに首の後ろに隙間が空いています。

カラダに対して首が垂直になろうとするため、首から肩についている筋肉が伸ばされ、緊張します。

完全にストレートネック状態で寝ているので、これでは疲れも取れません。。。

ではどうやって寝るのがいいのか。

※ポイント

  • マクラは後頭部から肩の下まで入れる
  • 首の後ろに丸めたタオルを入れる

NG例と比べると、背骨の状態(緑線)がしっかり湾曲しており、頭の位置がカラダの上にあることがわかると思います。

湾曲ができるだけで、首の筋肉は緊張しにくくなり、肩首のこりもマシになります。

慣れるまでは大変ですが、本当に首への負担は減るので試してみてください(^ ^)

朝起きてズレてしまうのはしょうがないので、寝始めだけでもがんばりましょう!

最後に

これは肩こりや腰痛に共通して言えることですが、

硬くても症状のない人はたくさんいます。

「硬い=肩こり・腰痛」ではないです。

友達や施術者に硬いと言われても症状がない場合は、あまり深く気にせずに過ごすことをオススメします!

気にすればするほどに肩こり・腰痛は症状として現れるので気をつけましょう!

では!!