こんにちは!HealthCare365の皆藤です!
今回は日常生活における大きな悩みである「頭痛」についてまとめました。
仕事中や家事育児をしているときに頭痛があると効率が悪くなりますよね、、
そんなとき温めたり、マッサージしたり薬を服用したりといろんな対処法をしていると思います。
ですが、頭痛には種類があり温めると悪化する場合もあります。
今回はどんな頭痛にどんな対処法が良いのか。を知ってもらい、日常生活に活かして頂けると嬉しい限りです。
ではいきましょう!
頭痛の種類
締めつけられるような緊張型頭痛
緊張型頭痛とは、肩こりやストレスにより筋肉が硬くなり、頭や首の筋肉・神経を栄養する血管が締めつけられて生じる頭痛です。
簡単に言うと、頭・首の筋肉・神経の栄養不足で起こる頭痛です。
緊張型頭痛の原因は
頭や首の血流不足を起こす要因は肩こりも多いですが、ストレスも大きな要因となります。
人はストレスを受けると「交感神経」の働きにより、肩や首の筋肉を過剰に緊張させます。
女性は男性と比べてストレスも受けやすく肩こりも多いため、緊張型頭痛も女性の方が1.5倍ほど多いと言われています。
症状としては、
頭全体や特に首の後ろ・後頭部あたりが締めつけられるように痛み、たまに軽いめまい感が生じることもあります。
ジーンと重だるいやギュッと締めつけられると表現される痛みが特徴的で、日常生活に支障が出ることは少ないです。
こめかみがズキズキする片頭痛
片頭痛とは、いろんな刺激によって脳の血管が拡張(大きく)し、周りの神経を刺激することで生じる頭痛です。
簡単に言うと、頭が血流でパンパンな状態で起こる頭痛です。
※緊張型頭痛とは血流が少なすぎるか、多すぎるかの違いです。
片頭痛の原因は
血管を拡張させる刺激はたくさんあります。
- 寝過ぎ
- 寝不足
- ストレスからの解放
- 疲労
- 女性ホルモンの変化
- 光や音の強い刺激
実は私も片頭痛持ちで1ヶ月に1回のペースで発症します。
私の場合、仕事や人間関係のストレスから解放されるためか、いつも週末に頭痛が生じます。
1ヶ月に1回とはいえ、休みに頭痛は本当に辛いです。。頻繁にある方の大変さが身に沁みます。。
症状としては
こめかみから目にかけてズキンズキンと拍動性の痛みが生じることが多く、人によっては日常生活に支障をきたすこともある頭痛です。
「片」という字もあり、片側に頭痛が生じることが多いですが、両側に出る場合もあるので注意しましょう。
片頭痛には緊張性頭痛とはちがう特徴があります。
・閃輝暗点=頭痛が起こる前に目がチカチカしたりする症状です。
実際に私も閃輝暗点があります。しかしこの画像は少し極端です。笑
実際私はチカチカしたり、眩しさを強く感じたりすることがあります。
・カラダを動かすと頭痛が強くなる。
カラダを動かすときは、脳からの信号が必要になります。なのでカラダを動かすと脳の血流を増やすことにつながり頭痛が強くなってしまいます。(手先を動かすぐらいは関係ありません)
目の奥が激しく痛む群発性頭痛
群発性頭痛とは、目の奥にある大きい血管に炎症が起こることで生じる頭痛という説が最有力説と言われています。しかしいまだ、完全な原因は不明です。
簡単に言うと、目や頭が血流でパンパンな状態で起こる頭痛です。
※片頭痛との大きな違いは血管の炎症による頭痛ということです。
群発性頭痛の原因は
- アルコール摂取
- 喫煙
- 低酸素の環境
症状としては、片側に出ることが多く、”目の奥をえぐられるような痛み”と表現されることが多い。
あまりの痛みで一時的に情緒の変化や終始興奮状態で人が変わったかのような性格の変化を疑うこともあります。
目や頭の他にも、おでこや頬などの痛み、涙や鼻詰まり、鼻水の症状も見られることがあります。
この頭痛も特徴的な症状が見られます!
群発性頭痛は、何十年にもわたり半年から数年の周期で発症し、一度発症すると1、2ヶ月間ほぼ毎日同じ時間に15分〜数時間の頭痛が起こると言われています。
考えただけで大変ですね、、、
こんな症状がある方は注意しましょう!
【危険】二次性頭痛
この頭痛だけは本当に気をつけましょう!
二次性とは”明らかな原因がある”ということです。
例えば、代表的なものでいうと、くも膜下出血や脳腫瘍、脳の炎症、髄膜炎などがあります。
特にくも膜下出血は”バッドで後頭部を殴られたような痛み”と表現されたりします。
そして二次性頭痛を疑う所見としては、急激な発症に加え、手足の痺れ、麻痺や呂律が回らない、髄膜刺激徴候が見られる場合があります。
※髄膜刺激症状
こういった症状が見られる場合にはすぐに病院に受診するようにしましょう!
頭痛のときにやって良いことと悪いこと
緊張型頭痛
良いこと
- マッサージ/ストレッチ(気持ちいい程度)
- 首や首を温める(入浴、ホットタオル)
- ストレス発散
- 少量のアルコール摂取(飲みすぎると悪化するので注意)
※アルコール摂取はおすすめできませんが、頑張っても頭痛が改善しない場合には試してみてください!
悪いこと
- カフェイン摂取
- 頭や首を冷やす
片頭痛
良いこと
- カフェイン摂取
- 頭や首を冷やす
- 毎日のルーティンを作る(休日と平日の気分さをできる限り無くす)
悪いこと
- マッサージやストレッチ
- 頭や首を温める
- 激しい運動
この通り「緊張型頭痛」と「片頭痛」では原因が真逆なので、対処法の良し悪しも逆になります。
自分がどんな頭痛なのか。それを理解した上で、セルフケアを行ってみると